ブログを書いていると「こんな書き方でいいのだろうか・・・」と思い悩む場面に度々遭遇します。
ブログを始めて思ったのですが、文章を書くのって難しいんですよね。
いい文章を思いついてから書こうかな、とか思ったり。
しかし、止まっていても仕方ないのでとりあえず書くしかありません。
で、またもやこれでいいのだろうかのループが始まります。
「せめていい文章を書くための知識を少し取り入れたい!」
そんなことを考えていた時、 僕がブログを始めるきっかけとなったサイトである本が紹介されていました。
それが今回紹介する、DaiGoの「人を操る禁断の文章術」です。
他のブログやサイトでもよく紹介されています。
僕は今まで文章なんて仕事の文書やメールくらいでしか書かなかったので、特に興味はありませんでした。
ですが、ブログをこれから書いていくなら…と思い、1500円くらいで文章について学べるなら安い買い物だと考えて購入を決意。
読んでみると、それまで持っていた文章に対する考え方がガラリと変わりました。
「こういうことに気をつけて書くといいのか!」という感じのワザがたくさん書かれています。
というところで、「人を操る禁断の文章術」の紹介をしていきます。
文章術というタイトルではあるが人の心理について重きを置いた内容

本の著者はメンタリストのDaiGoですが、メンタリストの視点から文章で人の心に訴えかけるには?という感じで進んでいきます。
思わず「なるほど!」と言ってしまうことが書かれていて、今までこんなこと気にして書いてなかったなぁ…と思わされる内容でした。
正直、文章の本というと、「拝啓〇〇様、ますますご清栄のこととお慶び…」みたいなことかと思っていました。
しかしほとんどそんな内容は書かれていませんでした。
僕がこの本を読んで一番印象に残った言葉で、「きれいに書かない」という言葉がでてきます。
ビジネスメールなんかを思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、ビジネスメールってきれいでお固い文章が普通ですよね。
ですが、文章の形はきれいでも、読み手には刺さってこない文になってしまいます。
それまではきれいな文章を書かないといけないと思っていましたが、確かに考えてみればきれいなだけの文章は心に残らないですよね。
ブログを読んでもらうには、読者に共感を得てもらわなければいけません。
また、何か商品購入につなげたいのであればブログを通じて買ってもらう必要があります。
これらの行動をとってもらう、読み手に行動を起こさせる文章を書くための本であると言えます。
要点がわかりやすかった!

本を読んだ後って、「それで今後自分はどうしたらいいの?」という風になってしまうことってないでしょうか。
僕の場合は、本を読んだ後は結局何をすればいいのかよくわからないままになってしまうことがあります。
「人を操る禁断の文章術」は要点がわかりやすく、見やすくまとめられていていろんなことが頭の中に残っていました。
また、途中で飽きることもなく割とスラスラと読み進めることができました。
ま、その内容を全て実践できているかはさておきですが(笑
この本を読んで「で、どうしたらいいの?」みたいなことにはあまりならないと思います。
本文中に文章を書くコツが例文付きで紹介されています。
- 書かない3原則
- 人を動かす7つの引き金
- 5つのテクニック
というように要点をしっかりまとめて各章ごとで説明されており、これらの項目に従って書いていくといいですよ、という感じです。
大体の本は読んだらなんかわかった気になっておしまいになってしまう僕でも「よし、まず行動に移すか!」と思わされました。
何度か繰り返し読みましたが、見返して読んだ本は初めてかもしれないです。
書いてあることを実践していけば文章力向上につながる

全て読み終えた後、自分なりに本の内容をまとめたものを書き出てみました。
そして、その内容について意識して書くようにしてみました。
実は正直、自分ではあまり上達したとは思っていませんでした。
というか、上達したかなとかそんなことはまるで考えていませんでした。
しかしその後、僕のブログを見た方から「ライティング力が高い」という評価を頂くことができたのです。
これまでの人生でそんなこと言われたことは一度もありませんでした。
もちろん全てが本を読んだおかげというわけではないと思います。
ブログを書いていく内に少しづつ上達していった結果でもあるでしょう。
しかし、評価を頂いた当時文章に関する本はこの一冊しか読んでいなかったのもまた事実でした。
僕のような素人であっても、しっかりと実践すれば結果を出すために役立つ本であると言っていいでしょう。
まとめ
以上、DaiGoの人を操る禁断の文章術についての記事でしたが、読んでみたいと思ってもらえたでしょうか。
僕のようにブログを書いている人だけでなく、営業で手紙やメールを送ったり、ラブレターにも使えるテクニックが多数書かれています。
特別文章に興味のない方でも、読んでしまうと何か書きたくなってしまうかもしれないなと思う内容でした。
本来ならお金を出して購入するものなので、内容については詳しく書けないのが残念です。
読んで見ると文章の書き方について考え方が変わるおもしろい本です。
ぜひ読んでみて下さい。
コメント