「歌をうまく歌えるようになるにはひたすら歌わなければいけない。」
昔僕が思っていたことです。
当時歌手を目指して頑張っていましたが、とにかく歌っていました。
ただ歌うだけなので、今考えたらなんともおそまつな練習です。
しかし、ある時ボイトレの本を買ったことをきっかけに、ただ歌うだけから練習法を変更しました。
やったことはたった2つだけ。
腹式呼吸とミドルボイスの練習です。
ま、結局本に書いてあったことやっただけですけど(笑)
この2つをガチめにひたすら1ヶ月くらい続けたら、かなりの変化が表れました。
僕は友達に「何でそんなに上手いのか」ときかれたことがあります。
その時の心当たりは本当に腹式呼吸とミドルボイスの練習だけでした。
なので、「その2つを続けてたら神になってた」と説明した記憶があります(笑)
ガムシャラに歌うより
- 腹式呼吸のマスター。
- ミドルボイスの練習。
この2つに重きをおくとかなりのレベルアップができました。
腹式呼吸を歌の中で使えるように練習する
歌うなら「腹式呼吸を使え」というのはよく言われていることですが、実はボイトレに関する本を買うまで一切意識していませんでした。
「腹式呼吸がなくても歌えるから大丈夫」と思っていたのですが、本に書いてあるとおり腹式呼吸を意識するようになってからはケタ違いに歌いやすくなりました。
もっとも、普段の生活の中で腹式呼吸をするのと、歌の中で腹式呼吸を使うのとでは感覚が違います。(人によって多分違うけど)
僕の場合は、歌わずにとりあえず腹式呼吸をやり続けました。
最初は本当に呼吸だけ。
息を吸って吐いてをただただ繰り返しました。
腹式呼吸の感覚が身についてきたら、腹式呼吸で息を吐きながら声も少しづつ出す、という風に歌の中で使う腹式呼吸を練習しました。
ちなみに、声量はあまり上がってないと思うのですが、カラオケに行くと声量が大きいと言われたりします。
マイクの使い方じゃないかと思っているのですが、腹式呼吸によって声量アップにつながったのかもしれません。
ミドルボイスを身につけ、歌うという行為をラクにする
ミドルボイスの練習なので、喉の使い方、力の抜き方も同時に練習できるということでしたが、アホみたいにやってましたね。
当時実家で隣の部屋に姉がいましたが、多分めちゃくちゃ迷惑で気持ち悪かったと思います(笑)
【ドミソミドー】みたいなやつです(わかりにくくてすいません)
これを続けていくうちに、高い音を出すときの喉への圧力が大幅に軽減されたのと、最大音域も上がりました。
1音くらいは上がったかと思います。1音上がるってすごいですよ!
ミドルボイスは地声と裏声の中間の声のようなイメージです。
存在は前から知っていましたが、ある程度使えるようになると、とにかく歌の幅が広がります。
とはいえ、油断して1か月くらいサボると声の出し方を忘れてしまいます。
週4日は練習しておきたいところです。
まとめ
歌うんじゃなくて声を出す練習に力を注ぐというような感じですね。
これを1ヶ月くらいは愚直にやっていたと思います。
たまには普通に歌ってたと思いますけど。
で、わかったのは、それぐらいガチで継続すれば歌うのは割とうまくなるということ。
歌い方って、正直よくわからないと思います。
僕も最初は歌えるように歌っているだけでした。
しかし、ボイトレの本により歌い方について学ぶと一気にレベルアップしました。
その中でも特に、腹式呼吸とミドルボイス。
この2つはめちゃくちゃ大事です。
音程とかリズムとかはぶっちゃけその内付いてくると思ってます。
もしその辺も含めて本格的にやりたい場合は、ボイストレーニングの教室へ行った方が多分早いです。
歌に限らないですが、続ければ必ず上達します。
継続して更に上を目指しましょう。
当記事での練習内容について書かれた本の紹介は、別の記事にまとめています。↓
あわせて読んでみて下さい。
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